皆さん、春期特別展「ゼロからの湘南地学入門」はご覧になりましたか?今日は展示室に入ってすぐ目につく?足元の展示について、その展示作業を振り返ってご紹介します。

特別展示室に入ってすぐ目につく、床面に貼られた大きな地図……これは湘南周辺と相模川の地形を表したもので、標高の違いを色の違いで表現しています。これだけ大きいと見ごたえがありますし、なによりすぐ近くで見られるのがいいですよね。

ところで、この手の床面展示はこれまでにも何回か行ったことがあります。直近ですと昨年度の春期特別展「掘り起こされた平塚IV ー姿をあらわす遺跡たちー」のときでしょうか。ずいぶん前になりますが2013年度の春期特別展「天の川銀河へようこそ」でもいくつか床面展示を制作し、それらは現在も3階の天文展示室「星のひろば」で見ることができます。

この床面展示、印刷自体は外注です。が、貼り付け作業は、プロにお願いすることもあれば自分たちで行うことも。ただ、自分たちで貼ると……時間がかかる割に完成度が……なんてことも。そこで、今回はプロにお願いすることにしました。

作業はあっという間、たった2人で30分もかからずに終わってしまいました。さすがです。やはり餅は餅屋ですね。

春期特別展はまだはじまったばかり。この地図を眺めるだけでもいろいろなことに気づけます。ぜひ見に来てくださいね。