いよいよ実習最終日。各班、展示制作の追い込みです。

----------
博物館実習7日目、とうとう1週間の実習も最終日を迎えました。

本日は展示制作の追い込み。時間内に制作が終わらないと焦る反面、中途半端な妥協はしたくないと、各班一丸となり作業を進めていきました。

私の班はキャプションの印刷・配置と資料の設置を行い、完成後には各学芸員さんから講評を頂きました。資料の配置一つとっても、角度や照明の当て方、高さ等意識すべき点は多く、どのようにすれば来館者が見てくれるのか、楽しんでくれるのかを何度も検討し直すことが想像以上に大変でした。
最後の修正を終え、展示が完成した頃には21時を過ぎてしまいましたが、完成した達成感を味わいながら帰宅しました。

この1週間、学校の座学では知り得なかった現場の実情に驚くとともに、日々これらの業務をこなされている学芸員の方々のお力を身をもって感じた、とても有意義な実習でした。
今回学んだ多くのことを、残りの学生生活や人生の中で活かしたいと思います。

実習生の皆さん、1週間お疲れさまでした。また、多くのご指導を頂いた浜野館長、学芸員の皆様、その他お世話になった多くの方に感謝申し上げます。ありがとうございました。
企画段階から躓いたり何度も修正を重ねたりと、実習生の努力と想いが詰まった企画展示が17日より開催されます。多くの方に楽しんでいただけますと幸いです。

中島有沙

----------
実習最終日ということで、展示制作実習では展示を完成させました。実際に資料やパネルを配置してみると、スペースがなくなったり、大きくなったりして、なかなかイメージ通りにいかないことも多く、想定以上の時間がかかってしまいました。

展示を完成させた後、実習生が展示解説を行い、学芸員の方々から講評と修正点を指摘していただき、最後の修正をして展示が完成しました。

また実習の総括を行いました。実習生一人一人が実習を通して学んだことなどを述べ、学芸員の方々からコメントをいただきました。振り返ってみると、ワークシートの作成や展示制作など慣れない作業で時間に追われ、あっという間に7日間が過ぎてしまいました。

春山和利

----------
今日は博物館実習の最終日でした。
これまで作ってきた展示を今日中に完成させるべく、各班一丸となって制作に取り組みました。しかし、想像以上に展示制作に時間がかかったためどの班も完成予定時刻に間に合わせることができず、完成した頃にはもう外はすっかり暗くなってしまいました。展示を作っている段階だけでなく完成してからも学芸員の方々から沢山のご指摘をいただき、私たちに足りていなかった視点やより良い展示にするための工夫など沢山のことを学びました。「車椅子に乗っている方の目線からでは見にくいのではないか」「キャプションの文章量が多い」など、確かにそうだなと思うご指摘が多々あった反面、時間等の関係で全ての箇所を修正することができなかったのは心苦しいですが、無事どの班も展示を完成させることができたのでとても嬉しく思います。

また、7日間あった実習の最終日ということで実習全体の総括も行いました。長いようで短い期間でしたが、学芸員という仕事の面白さや大変さをはじめ、多くのことを学べた実りのある7日間だったと思います。

今回私たち実習生が制作した展示は、9月29日(水)まで1階の特別展示室に展示されます。どのような展示が完成したのか、ぜひご自身の目でお確かめください!

加藤久留実

A班の展示「私たちと湘南ひらつか七夕まつりー試練を乗り越えてー」
B班制作展示「植物生活 考古で読み解く」
C班制作展示「ヒトとウマ-平塚でみられるつながり-」