10月17日の日記で取り上げたレモン彗星(C/2025 A6)。
天気が悪く長らく見えない日々が続いていましたが、昨夕はよく晴れ、博物館の屋上でもなんとか観察することができました。
日没を待って屋上に向かった川端学芸担当長、澤村学芸員、塚田学芸員。各自、星図を頼りに双眼鏡で探すも、最初のうちは空が明るかったこともあってなかなか見つけられませんでした。それでも18時になろうかという頃、ぼんやりとした姿を確認。かすかに緑色に見えたような気もします。せっかくなので望遠鏡(口径20 cmドブソニアン)でも観察。さすが口径が大きいだけあって、色はわかりやすかったです。
ですが……写真にはあまり微かにしか写りませんでした。空の明るさが完全には消えていなかったこと、月明りがあったこと、晴れているように見えて少しもやがかかっていたかもしれなかったこと、などが原因かもしれません。いちおう、いちばん良く写っていた写真をアップロードしておきます。レモン彗星、どこに写っているか、わかりますか?
