4月27、28日に開催された博物館こどもフェスタ。28日(日)に開催した「火起こし体験」と「古代生活体験」の様子を紹介します。

といいましたが、当日の様子の使える写真がほとんどありません。

担当者も必死でしたので、写真を撮る余裕が…

 

10時スタートの火起こし体験でしたが、5分前にはもう列がこのままいくと駐車場まで伸びてしまうかも…

 

急きょ5分繰り上げてスタート。まずは麻綿をつくってもらうのですが、机が足りなくて、後であわてて土の地面の上に机を増設しました。

 

麻ひもをほどいて麻綿をつくってもらいます。これにマイギリでつくった火種をいれて火を起こします。

 

さて麻綿をつくったらいよいよ頑張って回してもらうのですが…

 

この日はなかなかうまく火がつかなかったので、また待っていただくことに…。
本当に申し訳ございませんでした。

 

火起こしをする台を4つから6つに増やしましたが、それでも追い付かず。12時までの予定が13時30分過ぎまでかかってしまいました。

お暑い中参加いただき、ありがとうございました。

 

さて、13時からは「古代生活体験」をスタート。火起こし体験がまだ続く中、担当者はひとり抜け出し行っていました。

これは今回初の試み。気軽にフラっとできる古代体験をテーマにしています。

左が「黒曜石で切る」、右が「超(スーパー)・リアル土器ぱずる」

 

最初ワンオペだったので、もうこういう写真しか…。

「黒曜石で切る」は黒曜石で麻ひもや木材を切ってもらいました。防刃手袋をしないと本当に手を切ってしまうくらい切れます。この黒曜石を加工して、旧石器時代や縄文時代の人はナイフや矢じりとして使っていたんですね。

 

「超(スーパー)・リアル土器ぱずる」

これは30年ほど前につくられた土器のレプリカがいくつか割れてしまっていたので、それを再利用したものです。まぁ縄文時代の人はこんなことしていないと思いますが、実際に土器を触りたいという声も多く聞くので、質感そっくりなレプリカで楽しんでいただければと思い用意しました。

 

「文様をつける」

これは油粘土にへらや貝殻、縄文で縄文土器の文様を再現してもらうコーナーでした。ただ、みなさんやっぱり形をつくりたいようで、このような作品がつくられては消え、つくられては消え…。もう少し用意しておけばよかったですね…。

 

「もみぎりやってみる?」

火起こしは最終受付が11時30分でしたので、あとからきた人たちがどうしても火を起こしたいとなった時のためのコーナーとして用意しました。室内は火気厳禁!ですが、大丈夫。火は起きない自信がありました。この方法、もみぎり式というのですが、午前中の火起こし体験でやった方法(まいぎり式)よりはるかに難しい方法なのです。ねらい通り、火は起きませんでした。

 

「縄文人になってみる」

貫頭衣を着てなりきり写真を撮ってみるコーナーでした。鬱蒼とした博物館中庭にでればそれっぽく見えるかも?弓やアクセサリーといった小道具も用意しておきました。

 

当日ご参加いただいた皆様、たいへんありがとうございました。