今日は2つの展示コーナーで展示替えの作業が行われています。

展示替えの様子。箱に入った地質資料を出しているところ。担当者が手にしているものは手の平サイズの岩石のように見える。

一つは1階の寄贈品コーナー。明日、4月11日(木)から始まる「新着資料展-自然分野-」の準備をしています。地質・天文・生物の3分野に昨年度寄贈または収集で新たに加わった資料を紹介します(展示は5月12日(日)まで)。

2階情報コーナーの展示ケースの様子。モニターが置かれているだけでまだ展示が始まったばかりの様子。

もう一つは2階情報コーナー。こちらは4月12日(金)から始まるポスト特別展「天象儀(プラネタリウム)100年の軌跡~プラネタリウムの歴史編~」。同タイトルの令和5年度秋期特別展のダイジェスト展示で、再構成して「プラネタリウムの歴史編」とサブタイトルがついています(展示は6月2日(日)まで)。今日は奥の大きな正方形のタペストリーを設置しました。タペストリーには世界最初のプラネタリウム、ツァイスI(Credit:Deutsches Museum)が実物大で描かれています。

散り掛けているがまだ花を多く残すソメイヨシノと青空。

お話変わって、こちらは博物館裏側通用口のソメイヨシノ。はなびらが散りはじめ、桜吹雪がきれいです。

ソメイヨシノの萼が筒状の部分で切られたようになっている。このような蜜の食べ方をするのは、スズメやウソといったくちばしの短い鳥。博物館の周辺で見られるのはスズメなので、おそらくスズメが食べた痕だろう。

スズメかな?

例年問い合わせの多い博物館北側のユリノキです。このユリノキは例年4月の下旬から5月の中旬に花が咲きます。ユリノキの花期についてインターネットで調べると5月~6月と出てくるためか、例年6月になってから「花はいつ?」とお問い合わせいただくのですが、この木は5月中には花が終わってしまいます。例年GWごろが見ごろですので、ぜひそのころお越しください。

GWには、上で紹介した2つの展示と、現在大変ご好評をいただいている春期特別展「ひらつかの古道を行く」(5月19日(日)まで)を開催しております。併せてお楽しみください。