令和3年度秋期特別展「神奈川の大地 ー1億年の記憶ー」でもお目見えしたニホンムカシジカの全身骨格化石が、昨日、千葉県立中央博物館へと旅立ちました。

同館では、7月15日(土)より「千葉県誕生150周年記念事業・令和5年度特別展 よみがえるチバニアン期の古生物」が開催されるとのことで、そちらで展示するために貸し出されることになったのです。同展にはほかにもゾウやアシカが展示されるとのこと。久しぶりに仲間たちと再会できるのでしょうか。

ところで全身骨格を運ぶのはかんたんではありません。特に角が大きなこのシカは頭部が重く、運送中の振動で首の骨が折れかねません。厳重に固定し、かつ木枠で囲まないといけないのです。その作業が長時間にわたって行われました。

梱包は無事に終わり、最後はトラックに載せられて、千葉へと発ちました。

皆さん、ぜひ千葉県立中央博物館へも足をお運びください!