令和2年度が始まりました。今春、退職や異動で博物館を離れる方がいらっしゃいました。

まず、長年務められた澤村泰彦館長が定年を迎えられ退職されることになりました。館長は昭和57年に採用以来38年間、天文担当の学芸員として活躍されました。平成25年からは館長を勤められ、館を支えていただきました。

実はこの記事の筆者も澤村館長に就任されたのと同時に当館に採用されました。面倒見のよい優しい館長だったので、失敗してもめげずに仕事に取り組むことができました。残念ながら最終投影や講演会はコロナウイルスの影響で実施できなくなりましたが、再開の目途がたてば実施する予定です。澤村館長の退職の話は神奈川新聞にも取り上げられましたので、ぜひご覧ください。
星空解説1万回、ファン魅了 平塚市博物館・澤村さん退職
(神奈川新聞  2020年03月31日)
https://www.kanaloco.jp/article/entry-314822.html

澤村泰彦館長
澤村泰彦 元館長

また、学芸担当の小池光理学芸員が退職されました。昨年度はドーム映像講座を担当され、 ドーム空間で描く映像の新たな視点をわかりやすく紹介されました。

小池光理学芸員
小池光理 学芸員

市史編さん担当では、中屋啓太主任が異動されました。6年間市史の編集に携わり、平成30年度には平塚市史14冊目の配本として『平塚市史13上』別編寺社(1)を刊行されました。また大変達筆でいらっしゃり、特別展の題字などを書いていただいたこともありました。
http://www.hirahaku.jp/news/nikki/nikki201503/

中屋啓太主任
中屋啓太 主任

一方、令和2年度からは新しい仲間が加わりました。

まず、中屋主任の後任として、湯尾尚浩主査が市史編さん担当に着任されました。

湯尾尚浩主査
湯尾尚浩 主査

学芸担当では、栗山学芸担当長 の後任として、浜野達也学芸員が学芸担当長に着任されました。

浜野達也学芸担当長
浜野達也 学芸担当長

また、澤村館長の後任として、長年学芸担当長を務めてきた栗山雄揮学芸員が、館長に着任されました。

栗山雄揮館長
栗山雄揮 館長

新しい体制のもとで、平塚市博物館はよりいっそう、活発に事業を進めていきたいと考えております。今後も平塚市博物館をよろしくお願いいたします。