昨日9月3日(水)から2025年度の博物館実習が始まりました。今日から毎日、実習生の皆さんに日々の実習をレポートしていただきます。

事前課題発表 平塚市博物館常設展示批評

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 本日から平塚市博物館での博物館実習が始まりました。初めに朝礼を行い、学芸員の皆様と顔合わせをし改めて実習が始まることへの自覚を強く持ちました。
 午前中は、ガイダンスの際に配布された常設展の展示批評課題の発表が行われました。自分の好きな常設展を取り上げ、その理由や優れている点、改善すべき点、さらに具体的な改善案を発表し、学芸員の方々からフィードバックをいただきました。フィードバックを通して、平塚市博物館が展示に込めている思いやこだわりを知ることができ、また自身の発表を振り返る中で新たな課題や改善点にも気づくことができました。今回の発表は、今後学生一同で取り組む展示制作に活かせる多くの学びを得る貴重な機会となりました。
 午後は、展示制作のアイデアをグループで出し合う時間となりました。事前に考えてきた案を互いに発表し合い、活発に意見交換を行いました。その中からより良い展示を目指して議論を重ね、まずは金曜日のグループ発表に向けて満足のいく発表ができるよう準備を進めていきます。
 1日の最後には、教育普及事業の概要説明が行われました。日曜日に予定されている実習で、どのような催しを実施するのかについて、グループごとに意見を出し合いました。当日訪れる子どもたちに科学の面白さを伝えられるよう、引き続き準備を整えていきます。
佐々木彩人(東京農業大学)

事前課題発表 展示企画立案

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 本日から、2025年度の博物館実習が始まりました。
 最初に学芸員や職員の方々と一緒に朝礼に参加して自己紹介を行った後、事前課題として取り組んでいた展示批評の発表を行いました。発表を聞いていた学芸員の方からいただいたご意見は、来館客として展示を見ているだけではなかなか気付かない運営側の視点として、非常に参考になりました。また、他の実習生が常設展示を見て考えたことを聞く中で、常設展全体としての課題も見えてきてまた新たな気付きを得ることもできました。
 午後からはもう一つの事前課題である展示企画について、グループごとに発表を行い、展示制作の案をつくる作業が始まりました。さらに日曜日に行う教育普及事業についても、短い時間ではありますがグループ内で計画を立てました。まだ実習生同士出会ったばかりで緊張が残る中でも、少しずつ意見を出し合いながら協力して取り組むことができたように感じます。
 まだ実習は始まったばかりですが、学芸員の方や他の実習生の方から刺激を受けて、今後の実習もより良いものにしていきたいと感じられる初日となりました。
府川真依(青山学院大学)

教育普及事業実習事前説明