先週末の7月19日(土)、今年度の最新天文学講座、その第1回が開催されました。

最新天文学講座は、年に2~3回、単発で開催している講座です。最新の天文学の成果を紹介する講座で、今回のタイトルは「太陽系外縁探査のいま」。アメリカの探査機ニューホライズンズが史上初めて冥王星をフライバイしてから10年が経過したことを記念して、冥王星をはじめとする太陽系外縁天体の発見の歴史や、冥王星の素顔、太陽系外縁天体研究の最前線について塚田学芸員が解説しました。

ここ数か月、太陽系外縁部に関する新たな研究成果が多数発表されました。広い宇宙において、太陽系はもっとも身近な領域ですが、その果てはまだまだわかっていないのです。
次回の天文学最新講座は10月を予定しています。テーマは「太陽系外惑星」。今年は初めて太陽系外惑星が発見されたから30年という節目の年です。詳細は『広報ひらつか』や『あなたと博物館』の9月号でご案内します。ご期待ください。