昨日7月18日に梅雨明けが発表された関東地方。今日も強い日差しが降り注いでいます。

健康を第一に考える「東国史跡踏査団」はこの時期、野外での踏査活動は休止して涼しい講堂でお勉強です。

「家系図を歩く」と題して今年の3月に完成して販売を開始した「平塚市史 年表」の参考資料「頼朝をめぐる人々 系図」を起点に、誤解と先入観に満ち溢れた“源平”の時代を読み解いていきました。この系図の特徴は、先祖や子孫の展開を知る「縦の系図」ではなく、同時代の人脈や相関を知る「横の系図」であること。これによって“平家打倒”を画策する人脈や影のスポンサーの姿が浮かび上がります。

「横暴な平家の手先・大庭景親に追い詰められながらも、奇跡の反攻で武家政権を作り上げた源頼朝」

……なんて思っている方! ちゃんとした資料をしっかり読めば、まったく違う世界が見えてきますよ。