去年はコロナで行えなかった平塚市内の石仏めぐりを2年ぶりに実施しました。

博物館のワーキンググループに「石仏を調べる会」があります。その会員が平塚市内の石仏を紹介して歩く「石仏めぐり」。今回は岡崎地区を歩きました。

岡崎地区の概況と今回まわるコースの説明をして、駒形神社から出発します。

石仏の説明は、石仏を調べる会会員が行います。

ここで説明しているのは駒形神社境内の庚申塔です。奥から2番目の庚申塔は、道標も兼ねています。

少し見づらいですが、庚申塔と書いてある両隣に「右 大山」「左 痢病神」と書いてあります。痢病神というのは、伊勢原市坪ノ内の養国院のことです。昭和30年頃までは7月9日の真田のお天王さんのときに、平塚市真田の天徳寺与一堂に加えて、養国院にもお参りをすることが多かったそうです。この庚申塔が道にあったときは、ここに書いてある案内を見て、多くの人が歩いていたのかもしれません。

後半は少し雨に降られる場面もありましたが、無事終了しました。今回の参加者は12名と大盛況でした。

「石仏めぐりなんてあったの!知らなかった!」「参加したかったのに予定があった…」という人も大丈夫!今回の石仏めぐりは博物館HPで公開している「平塚の石仏めぐり」の岡崎地区編(https://www.hirahaku.jp/web_yomimono/sekibutsu/sekibutsu6.pdfhttps://www.hirahaku.jp/web_yomimono/sekibutsu/sekibutsu7.pdf)を元にコースを作っています。また、岡崎地区以外にもマップを公開している地区がありますので、ぜひプリントアウトして市内の石仏をまわってみてください。

現在公開されているマップはこちらから→https://www.hirahaku.jp/web_yomimono/sekibutsu/index.html