9月10日(日)まで行っている当館の夏期特別展「川原の石のメッセージ -ひろって学ぶ大地のなりたち-」。その関連行事として、7月27日(水)・28日(木)の二日間にわたって、「川原の石ころ図鑑をつくろう」を行いました。
27日は、当初は神川橋たもと(平塚市田村)の相模川の川原で、実際に石を採集する予定でしたが、あいにくの雨天のため、室内での実施に変更しました。相模川の川原であらかじめ採集してきた石を講堂の床に並べ、参加者の皆さんに色々な石を観察してもらいながら、ひろってもらいました。
28日には、ひろった石を分類して箱に収め、実物を使った川原の石の図鑑を完成させました。また、相模川流域の大地のなりたちについての解説を行い、どうして相模川の川原にたくさんの種類の石があるのかを学んでもらいました。

身近な川にある石ころから、実は大地のなりたちまでわかるという壮大な話に、参加者の皆さんも興味津々でした。

並べられた石を元に解説をする野崎学芸員

実際の石を使って、石とは何かから、様々な石の見分け方までを解説しました
みんな石ころ博士になれたかな?