博物館実習は4日目となりました。4日目は日曜日、教育普及事業実習が主な内容となりました。

 午前中の間は教育普及事業「魚が浮いたり沈んだり 浮沈子をつくろう」の事前準備となりました。実地場所である科学教室において材料、道具の準備や模様替えをおこない、実習生の皆様もまるで文化祭の準備のように楽しく準備されていました。しかしこの日は台風15号の接近もあり、お客様に来ていただけるかとの不安もあるように感じました。

 午後になり、通り雨がある中で「浮沈子を作ろう」が開催されました。始まってすぐの頃はお客様が少なかったのですが、後半になるにつれ多くのお客様が来られ、用意したテーブル内に収まらず一つの机で複数対応する大盛況となりました。

浮沈子の作り方をうまく説明できたでしょうか?
受付の様子
呼び込みもがんばりました

 ここでは各実習生とインターンで来られた学生の合同で役割分担をして受け付けや実際に教える人、外に出て広報活動をする人、水を扱うのでその管理をする人に分かれて活動していました。私は実際に教える係と広報用に写真を撮影していました。来られる方に合わせて言葉を選び、教えていくことはとても難しく感じましたが、真剣に話を聞く子どもたちが話を聞き笑顔になる姿は撮影をしながらもとてもうれしく感じました。 企画が終わると各実習生より反省と感想の振り返りがあり、それぞれの担当視点で今回の内容について情報共有をしました。

その後、明後日火曜日から始まる実習生展示に向け決まった企画に対し、情報共有と疑問点を上げ一日が終了となりました。一日目に行った展示批評の内容を忘れずに様々な視点を持ち制作していきたいと思います。

桜美林大学 鷹埜 匠