7月28日(日)に開催された体験学習では、縄文人になりたい小学生と中学生9人を迎えて、古代の技を学びました。午前中は、縄文土器の「縄目文様」つけにトライアルです。ティッシュ2本を合せてよじって1本の縄を作り、粘土板に転がして文様をつけました。お昼を食べて、午後からは「火起こし」体験です。今の生活では、火を直接扱うこともないため、ポッと燃え上がった火を、それぞれが興味津々で見つめていました。(写真左〈マイギリで火起こしに挑戦中〉

 最後は、竹笛づくりです。自分の指の位置に合うところに穴を開け、音を出すことに挑戦しました。火起こしも笛吹きも、苦戦する子がいましたが、最後まであきらめずにがんばって、みんなの拍手を浴びていました。

縄文の技3種をクリアしたところで、展示室の〈五領ヶ台貝塚ジオラマ〉の中に入って、記念撮影タイムです。

後ろ姿の縄文人が中学生参加者。ジオラマに溶け込んでいます!カメラマンは考古の学芸員です。

 身にまとっているのは、ワーキンググループ・古代生活実験室メンバーが手作りしたコスチュームです。みんなよく似合って、立派な縄文人になりました。これから続く暑い夏休みを、縄文人に負けないパワーで、過ごしていってくださいね!