昨日1月27日(金)、依頼を受けて塚田学芸員が東京都八王子市にある共立女子第二中学校高等学校で特別授業と天文教室を実施してきました。

特別授業は中学2年生・3年生の全クラスが対象、「学芸員の仕事」と「宇宙のしくみ」の2本立て。前者は平塚市博物館を例に、博物館学芸員の仕事と博物館の役割についてお話をしました。時期的にも年齢的にも進路について考えることが多くなる頃だと思います。少しでもお役にたてたのであればいいのですが…。後者はシミュレーションソフト“Mitaka”を使って、現代天文学が明らかにした宇宙の姿をほんの少しですが紹介しました。宇宙に興味を抱くきっかけになればと思います。

天文教室は夕方に行われた天体観望会です。ふだんから年に数回ほど実施しているそうですが、今回は特別枠ということで、塚田学芸員が解説を担当しました。こちらは中学生高校生全学年を対象に23名が参加。学校には使いやすい望遠鏡が2台あり、金星や火星、オリオン大星雲、二重星などを観望しました。今後も続けていってほしいものです。

皆さんの学校にも、ご要望があれば可能な範囲で伺います。学校で星を見たり宇宙の話を聞いたりして見ませんか?

塚田学芸員の授業の様子

平塚市博物館の活動を例に学芸員の仕事について授業をする塚田学芸員

すばる(プレアデス星団)について話す塚田学芸員

塚田学芸員による宇宙のお話
その日に見える冬の天体についても触れました

望遠鏡で星を見る中高生

夕方からは星を見ました
やや雲が広がりましたが、惑星や星雲、二重星などを楽しめました

写真はすべて共立女子第二中学校高等学校提供

※学校のウェブページでも紹介していただきました。

特別授業の様子 天文教室の様子