去る5月14日(日)、今年度最初の「最新天文学講座」が開催されました。

「最新天文学講座」は、その名の通り最新の天文学の成果を天文担当の学芸員が解説する講座で、年度に3回ほど、不定期に開催されます。今回のテーマは「太陽系外惑星」。今年3月に太陽系外惑星(以下、系外惑星)の発見数が5,000個を超えたことを記念して企画されたものです。

地球に最も似ている系外惑星のひとつケプラー452 b Credit: NASA Ames/JPL-Caltech/T. Pyle

太陽系外惑星とは、かんたんに言えば太陽以外の恒星のまわりを公転している惑星のこと。塚田学芸員が系外惑星の発見方法などの基本的なことから、”百花繚乱”のタイトル通り多彩な系外惑星の世界を解説しました。

参加者の皆さんは非常に熱心にお聞きくださり、終了後にも多くの質問をお受けし、関心の高さがうかがえました。「最新天文学講座」は不定期開催のため、次がいつかはまだわかりませんが、興味がある話題のときにはぜひ参加していただければと思います。