8月12日は、天井に流星群の群流星を映すための、流星投影機を作りました。この装置の中にLEDを光らせたスマートフォンを入れ、投影板を回転させれば、手軽に流星現象を再現できるんです。

装置の仕組みを解説中
心臓部の回転する投影板を切っているところ

この投影機は、流星の投影板をはずして穴の空いた星図を用意すると、ピンホールプラネタリウムにもなります。

手前が完成した流星投影機で、さらに別の星図に穴を開けているところ

最近のスマホのLEDはとても明るく、光の残った薄暗い部屋でも流星を投影できました。

天井に投影した流星群の群流星たち

最後は真っ暗なプラネタリウムでも投影して、プラネタリウムの流星たちとも見比べてみました。この装置は工夫すると、散在流星や流星痕、分裂する流星や不死鳥流星など、様々なタイプの流星を再現することができるんですよ。

プラネタリウムで投影中の様子

今年のペルセウス座流星群のピークだった8月12日夜は、残念ながら雨天候のため流星は見られませんでしたが、この投影機があれば、万が一天気が悪くてもお家の中で楽しむことができます。流星投影機の工作は9月10日にも実施します。インターネットからの応募の締切は8月29日です。ぜひご参加ください。