平塚空襲の体験証言を記録した『炎の証言』22号が刊行され、7月23日から博物館で有償頒布されます。

『炎の証言』22号表紙

博物館のワーキンググループの一つである平塚の空襲と戦災を記録する会では、空襲体験者の方々から平塚空襲について聞き取り調査を行ない、その証言を『炎の証言』として記録・刊行し続けています。

近年はコロナ禍と体験者の高齢化も相まって、直接証言を聞かせていただくことも難しくなってきており、おうかがいした証言だけでなく、お寄せいただいた手記なども内容を確認させていただきつつ掲載させていただいています。

今回刊行する22号では6名の方の証言や4名の方からお寄せいただいた手記のほか、関連するコラムなども掲載しています。また、平塚にあった海軍火薬廠の位置・現状や、空襲当夜に火薬廠で起きていたことを航空写真上で示した図などを掲載した特集「証言と写真でみる第二海軍火薬廠」も収録しています。

A4判 68頁 200円

現在の地図に見る火薬廠の位置
航空写真に見るどこで何が起きたか