この度は当館が実施したクラウドファンディングにご協力をいただき、誠にありがとうございました。おかげをもちまして、6月17日、目標金額とした100万円を達成させていただきました。ご支援を下さった皆様に、心から御礼申し上げます。また受付中は、寄付に限らずさまざまな声援・応援をいただきありがとうございました。手探りで不安な試みの中、皆様の声にたくさんの勇気をいただきました。

天体の運行はとどまることなく、火星と地球は今この一瞬も距離を縮め続けています。当館の夏期特別展「火星-赤い惑星のひみつ」も、リーフレットが出来上がり、当市の七夕まつり実施に前後して、企画の詳細をご案内する予定です。ポスターが街角を飾り、皆様のお目に触れる日が近いことをお約束します。

特別展関連事業として実施する「星を見る会」では、新たに購入した望遠鏡を用い、夏の南天に低い火星を、どのようにして皆様にご覧いただくか、担当の学芸員たちはいま、計画の検討に余念がありません。今回の火星接近が皆様の心に残る光景になりますよう、力を尽くします。どうぞご期待ください。

平塚市博物館は、これからも地域の記憶装置として機能を発揮し、皆様と手を携えて使命を貫いてまいります。今後とも引き続きご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

平成30年6月17日

平塚市博物館 館長 澤村泰彦

6月3日の達成状況