博物館文化祭の行事として、2月12日(土)に祭りばやし研究会がお囃子の演奏会を、13日(日)に平塚の古代を学ぶ会が報告会を行いました。

祭りばやし研究会では、市内の祭りで演奏されるお囃子を演奏しました。

1階の相模の家で行ったためお客さんには、この日に限って座敷に上がって聴いていただきました。

演奏が終わった後は、お客さんにも太鼓を好きなように叩いてもらいました。

祭りばやし研究会は、入会に当たって経験は問いません。興味のある方は、ぜひ博物館にお問い合わせください!

 

 

「平塚の古代を学ぶ会」では、平成22年度(2010年度)から制作を開始した相模国庁模型の完成を記念して、同会会員で模型制作プロジェクトを立ち上げた前館長が報告会を行いました。

報告会の様子

 

報告会では発掘調査でみつかった推定相模国庁建物跡とされる柱穴から建物規模などを推定し、全国にある国庁や国分寺などの当時の建物を参考にしながら模型を制作していった様子をご紹介いただきました。

制作した1/50サイズ相模国庁東脇殿
こちらは1/300サイズの相模国庁全体模型。正殿と門はみつかっていないため白くしています

 

こだわりポイントの屋根と連子窓(れんじまど)

特にこだわったのはこの屋根と窓。屋根は紙を切っては貼り付け、紙を切っては貼り付け…を繰り返し檜皮葺の屋根の重層感を再現。窓は手を抜かずつくり、灯りをともすと中の様子が透けて見えます。

細部にまでこだわったこの模型は文化祭展示期間終了後、2階の常設展示室にて公開する予定です。