1月から全4回行われる「宇宙開発入門講座」。その第2回が開催されました。第2回のタイトルは「宇宙ミッションをつくろう」。探査機の重さや行先を設定して、どのようなロケットを選べばいいのか、を皆さんに考えてもらいました。

電卓持参、ということで、自分自身の手で計算をしていただきました。どの天体に行くのかで、どのくらいの速度が必要かがわかります。探査機やロケットに積んでいける燃料は限られていますから、燃料をどんどん使ってひたすら加速、はできません。また天体の周囲を周回するにも燃料が必要です。速度を落とさなければいけないからです。

そしてそれに見合ったロケットを選ぶ必要があります。大きなロケットであればどんなミッションでも行えるかもしれません。が、ロケットもタダではありません。「大型トラックでビザの配達はしませんよね?」というのが担当の藤井学芸員の言。

さて、みなさんは自分なりの宇宙ミッションを組み立てることができたでしょうか?

講義する藤井学芸員

宇宙ミッションの組み立て方について講義する藤井学芸員