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相模川の生い立ちを探る会 2006年5月「海洋研究開発機構横須賀本部」

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「相模川の生い立ちを探る会」 活動の記録

第172回 2006年5月20日 

海洋研究開発機構


海洋研究開発機構横須賀本部 一般公開

今月は当初の予定を変更して、独立行政法人海洋研究開発機構 横須賀本部の一般公開を見学しました。一般見学者との混乱を避けて、追浜駅前で今回の目的、内容、集合場所と時間などについて話し、施設内は自由見学としました。海洋調査船「かいよう」の体験乗船の事前申し込みに当選した会員は、1時間半の乗船で、猿島沖まで行きました。船内の設備については機構の担当者に解説していただきました。桟橋には小型の学術研究船「淡青丸」も停泊しており、船内の調査設備を見学できました。機構本館では、各部署で様々な分野の展示を行っており、深海の地形・古環境・生物・世界最古の岩石・地震・地球シュミレーターなどについて展示解説が行われていました。公開セミナーとして「『ちきゅう』のしくみ」等も行われました。深海7000mを掘削できる地球深部探査船「ちきゅう」のしくみや設備、性能などについて講演を聴きました。潜水調査船整備場では、「しんかい2000」や「しんかい6500」、「かいこう7000」の公開なども行われ、解説員から説明を受けました。藤岡換太郎先生からは、大西洋中央海嶺のTAGマウンドについての解説をうかがいました。広い敷地内に数多くの催し物・展示がなされ、とても充実した一日を過ごすことができました。                         (S.M.)
                    

体験乗船申し込み 海洋調査船かいよう
▲体験乗船の申し込みに行く会員 ▲海洋調査船「かいよう」。双胴が特徴。会員の数人はこの船に体験乗船できた。
海洋ブリッジ 学術調査船 淡青丸
▲「かいよう」のブリッジで研究施設を見学する。 背後は東京湾 ▲学術調査船「淡青丸」。 海底地形・海水物性等の測定機器を見学する
中央海嶺ラピュタ 深海6500整備場
▲中央海嶺に出現した熱水噴出によるラピュタの説明を藤岡換太郎先生に聞く。 ▲整備場内では「しんかい2000」、「しんかい6500」の実物を見学し、研究成果の説明をうける。
日本沈没の解説 本館展示
▲講演会では平朝彦先生より映画の製作秘話を聞く。「日本沈没」に至るまでのオフレコの話が多数あり。 ▲本会場では世界最古の岩石や日本の岩石、沈み込み帯の実験等を見学する。


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