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天王星を写そう

ガイドブック 星空博物館 (第3章 太陽系の星たち)

天王星を写そう

平成15年3月発行

 天王星は6等の明るさがあります。肉眼で見るにはちょっとむずかしいですが、写真に撮ってあとから確認することができます。方法は天王星が入っている星座を写し、天王星の位置を書き入れた星図と見比べながら、写真の星をたどっていくとわかります。
 天王星は黄道上を2003年から08年まではみずがめ座、2009年から17年まではうお座、2018年から23年までおひつじ座、と、一つの黄道星座に平均して7年ほど滞在しています。
 もし、2,3年毎に写していければ、天王星の動きを記録することもできます。そうして撮り続ければ黄道上を一周した記録ができます。もちろん、天王星の公転周期である84年間かかるのでちょっときついかもしれませんが・・・。
 この方法は海王星や他の小惑星、彗星などの天体でも使えますが、星図に描かれている最も暗い星より暗い天体だと、たどりにくいので、7等より明るいくらいの天体探しにちょうど良い方法です。

固定撮影

左 天文ソフト、ステラナビゲーターの星図(天王星は描かれていない)
右 天王星が入っている星座を写した写真。はぼ6等星の星として写っている。


天王星 星図と写真



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