わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

平塚市博物館
古代生活実験室
なでしこ小学校 縄文土器づくり 「土器の野焼き」
平成23年(2011年) 11月15日(火)
8:13

 学校の畑に野焼きの場所を設定します。

 地面のデコボコを修復しておきましょう。
9:15

 薪を組み上げたら着火。

 前日の雨で地面の湿気が多いので、充分に乾燥させます。
 今回は、大量の薪が集まりました。
 10:09

 生徒が作った土器を火のまわりに並べます。

 これからお昼まで、ジワジワとあたためていきます。
 このぐらいの距離でも相当な温度です。

 近づくと顔がヒリヒリします。
11:04

 1時間もたつと、火に向いている面は紫色に変色してきます。

 向きを変えて土器全体の温度を上げていきます。
12:51

 土器全体の温度が上がると、いよいよ野焼きの本番。

 たっぷりの熾(お)き火の中に土器をならべていきます。

 かなりの熱さで、最も苦しい作業。
13:28

 急激に温度を上げると、土器は割れてしまいます。注意しながら薪をくべていきます。
13:41

 だいぶ焼きあがってきたようです。

 でも、この段階では表面がススだらけ。
13:53

 最後の大仕事。全員で薪をくべます。

 薄い板や細い木材を一気に投入して火力を最大にします。

 こうして土器は堅く焼き締まり、表面のススも燃え尽きるのです。
14:00

 炎の中で、土器が完成に近づいています。

 あとは自然に火がおさまるのを待ちます。
14:11

 焼きあがった土器が姿をあらわし始めました。

 でも、まだ熱くて近寄れません。
14:56

 ようやく冷めてきた土器を取り出していきます。
15:21

 約80個の土器が完成しました。
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