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             2011年9月 
             かつて古代食実験において、常に相模湾の食材を確保し続けてきた、古代生活実験室が誇る漁業組合が、新たなプロジェクトを思いついた。 
             
             それは、鹿角製の釣り針で魚を釣ること。 
             
             そしてこの日、壮大な挑戦が始まった。 
             
             まずは鹿の角の硬さを体験。 | 
          
          
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             中心部は密度が低いため、強度に問題がありそうだ。 
             
             使える部分は周辺の「ち密」な部分。 | 
          
          
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            半分に切断して観察。 | 
          
          
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             黒曜石を使って感触を確認。 | 
          
          
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            根気良くキズをつけていく。 | 
          
          
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             穴あけにも挑戦。 | 
          
          
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             きれいに穴が開いた。右側の突起を切断すれば、釣り針の形に近づくはず。 | 
          
          
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             石斧状に割ったチャートを使って、縦割りの実験。 | 
          
          
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             水を付けながら作業をすると、思った以上に早く溝が深くなっていく。 | 
          
          
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             進行の確認。 | 
          
          
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             削りくずがどんどん出てくる。 | 
          
          
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             切断の実験。 | 
          
          
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             こちらもチャート製の石器を使う。黒曜石よりも効果が高いかもしれない。 |