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岩石海岸と堆積海岸

平塚の地形地質 (4.平塚・平野の地形)

岩石海岸と堆積海岸

最終更新 1998年5月

海岸は大きく岩石海岸と堆積海岸に分けられます。一般に前者は磯と、後者は浜と呼ばれます。岩石海岸は岩石が露出している海岸で、近隣では江ノ島以東にみられます。こうした海岸には海食崖や海食洞、波食棚が特徴的にみられます。  これに対し、川や海の作用により堆積物が堆積してできた海岸を堆積海岸といいます。平塚付近の相模湾沿岸は大部分が砂浜からなる堆積海岸(砂浜海岸)です。堆積海岸には、国府津などの礫からなる礫浜、相模川河口などのような泥質な堆積物からなる干潟もあります。ここでは、平塚海岸に代表される砂浜海岸の地形についてみてみましょう。  陸地と海面との交わる線を汀線と呼び、潮汐の上下により移動します。干潮時の汀線を低潮線、満潮時の汀線を高潮線と言います。地図に表されている海岸線は、満潮時の汀線です。

岩石海岸(江ノ島)

堆積海岸(茅ヶ崎海岸)




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