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月の高さ

ガイドブック 星空博物館 (第2章 太陽と月の現象)

月の高さ

平成15年3月発行


月齢26.3(1991年10月5日 4時56分撮影)

代表的な月の形と季節ごとの高さ
「新月」は実際には見えません・・「太陽の高さ」と同じことになります。満月は新月(太陽)とは反対の傾向になります。

前々ページ(月の形と位置の変化)の、夕方の月の図は、いろいろな月がたどる経路を重ねて書いていますが、実際にはこのようにぴったり重なることはありません。ちょうど、季節によって太陽の経路が高下するように、月の経路は日ごとに変化します。しかし、月は毎日毎日同じ方角に見えるわけではないので、その変わり方はなかなかわからないものです。
 代表的な形の月について、高さを季節ごとに大まかに記します。(ただし、ここで言う「高さ」は経路の高さで、南にあるときと西にあるときでは比較できません)
 なぜこうなるかについては、みなさまの「宿題」といたしましょう。
 月が星空を公転してゆく経路を「白道」といいますが、これはだいたい黄道の近くを通っています。黄道と同じように白道も南北に振れて、月の経路を南北させているのです。




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