わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

Cコンドライト

いん石−宇宙の情報箱 (いん石の分類と成因)

Cコンドライト

最終更新 1998年5月

 Cコンドライトはかなりの酸化状態にあり、コンドライトの特徴である金属鉄を殆ど含みません。
中には炭素を3〜5%、水を20%も含み、炭素と水の一部は有機化合物として存在している隕石などもあります。
 これら揮発性物質を多く含んでいることは、集積後に熱変成を受けなかったためと考えられ、原始太陽系の原料を保持しているとみられています。これらから隕石形成時に取り込んだと考えられる太陽系外の物質が、十分に太陽系の物質と混ざることなく存在しているという証拠にも挙げられています。
 また、アミノ酸が確認されたものもあり、これが地球生命の発生と考える学者もいます。

Cコンドライト





ページの先頭へ