いん石−宇宙の情報箱 (広島隕石(2003年2月4日に発見))

広島隕石

最終更新 1998年5月

*広島市こども文化科学館

広島隕石1
2003年2月4日に発見された隕石です。国内で確認されているものとしては、1999年の
神戸隕石についで49番目のものです。なお、広島県では初めての発見となります。
初期調査において典型的な石質隕石Hグループの球粒隕石宇宙線照射年代は約
9000万年形成年代は約45億年前ということが分かっています。隕石の大きさなどは
大きさ:縦5.8cm x 横10.5cm x 高さ4.6cm     質 量:414g    となっています。

広島隕石3
広島隕石写真1を反対側から見た様子です。

広島隕石2
広島隕石写真1の右上部に白く見えるところ(落下の際に欠けた場所と思われる)
を拡大した様子です。よく観察してみるとツブツブが見えるのが分かります。
コンドリュールと呼ばれるもので、隕石中のケイ酸塩鉱物が急冷してできたものです。