マリネリス峡谷は東西4000km、幅100km、深さ8kmという巨大な峡谷です。火星の特徴的な地形のなかでも、火星の赤道付近を東西に走る谷がはじめて発見されたとき、その巨大さ、独特の形が目を引くと共に、火星のテクトニクス(地核の運動)と地球とのちがいが改めて浮き彫りにされました。地球では東アフリカのリフトバレー(大地溝帯)に匹敵します。 |
マリネリス峡谷 NASA/JPL |
W Candor Chasma(西カンドールカズム) NASA/JPL |
西カンドール・カズムの谷底 NASA/JPL/MSSS 流水の痕跡が見られることから、峡谷は広がりながら、一時期水を蓄えていたと考えられる。NASA/JPL/MSSS |
ノクティス・ラビリントスの拡大像 NASA/JPL/MSSS |
チトニウム・カズムの堆積岩増 NASA/JPL/MSSS |