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4月の星空

平塚の星空 (星空の12ヶ月)

4月の星空

最終更新 1998年5月

 南の空にしし座の一等星レグルスが高く光っています。東へ台形にならぶ星たちがししの胴体。尾の星はデネボラという名です。レグルスから「?」を裏返した形に、ししのくびから頭の星たちを結びます。レグルスの右下に光っている星は、うみへび座のアルファルドです。赤みがかった、渋い色の星です。うみへびの頭は、それより右上のほうに横むきに3つ暗い星がならんでいるところです。この西にプロキオン(こいぬ座)があります。北に向かってたどると、ふたご座のポルックス、カストルがまだまだ高く、北西の空にはカペラが明るく輝いています。ふたごの下にオリオン座のベテルギウスがあり、南西の空低いところには、まだシリウスのまたたきが見られるでしょう。北の空には高々と北斗七星がめだちます。北斗のひしゃくの先を五つのばすと、北極星(こぐま座)がみつかります。東の空でめだつ星はうしかい座のア−クトウルスです。北斗の柄のカーブをのばしたところにあります。これをさらにのばしてゆくと南東の空におとめ座のスピカが見つかります。これを春の大曲線といいます。うみへびの尾はスピカの下までのびています。もう一度アルファルドをふりかえり、その大きさを楽しんでください。

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