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3月の星空

平塚の星空 (星空の12ヶ月)

3月の星空

最終更新 1998年5月

 西の空にはまだ冬の星々がめだちます。オリオン座の三ツ星が横一列にならび、上にベテルギウス、下にリゲルがあります。オリオンの右に光るのはおうし座のアルデバラン。さらに右にプレヤデス星団があります。逆に左にはおおぬ座のシリウスがあります。最も明るい星です。シリウス、ベテルギウスとともに冬の大三角形を作っているのがこいぬ座のプロキオン。ベテルギウスを中心に、シリウスからプロキオンを通って円を描いてゆきましょう。ふたご座のポルックスとカストル、ぎょしゃ座のカペラの順に見つかります。待ちかねた春はしし座とともに東から高く昇ってきました。南やや東の空に高く光るレグルスは、ちょっと暗めの一等星です。左上にむかって「ししの大鎌」と呼ばれる「?」をうらがえした星のならびをたどります。胴体はレグルスより左側に台形の星のならびをたどります。レグルスの右ななめ下のほうにうみへび座のアルファルドが光っています。ししとふたごの間がかに座ですが、明るい星がないので街のなかでは見られないかもしれません。北の空には北斗七星が高くなっています。北斗の柄のカーブをのばすと東の空にうしかい座のアークトウルスが見つかります。さらにのばして、おとめ座の一等星スピカが昇ってくるのも探してみてください。

3月の星空
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