わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

アブラガヤ

湘南の種子植物 (カヤツリグサ科)

アブラガヤ

最終更新 1998年5月

Scirpus wichurae f.concolor
(カヤツリグサ科)
丘陵地の湿った草原に生える多年草。数ヶ所で記録されたが少ない。茎は三角形で高さ1m以上に達し、8ー9月頃茎の先と上部の葉腋の大型の花序に、多数の小穂をつける。小穂は楕円形で長さ5−6mmあり、1ー3個が集まってつく。鱗片は赤褐色に染まるが、果実より先に落ち、縮れた長い刺針状の花被片が果実を包む。


アブラガヤ分布




ページの先頭へ