わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

ウワバミソウ

湘南の種子植物 (イラクサ科)

ウワバミソウ

最終更新 1998年5月

Elatostema umbellatum var.majus
(イラクサ科)
山地の沢沿いの湿った岩場などに生える多年草。丹沢大山には広く分布し普通で、丘陵地にも稀に産する。葉は先が尖った長卵形で、7ー8対の粗い鋸歯がある。雌雄異株で、5ー7月に緑白色の花をつける。ヒメウワバミソウは葉が小型で鋸歯は3ー4対あり、先はより尾状にのびる。箱根には普通だが本地域では秦野の一ヶ所のスギ林に群生しているのが記録されただけで稀。

ウワバミソウの花(島憲一氏撮影)

ウワバミソウ分布




ページの先頭へ