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ハエドクソウ

湘南の種子植物 (ハエドクソウ科)

ハエドクソウ

最終更新 1998年5月

Phryma leptostachya ssp.asiatica
(ハエドクソウ科)
林内に生える多年草。丹沢の高所を除き各地に広く分布し普通。7〜8月に淡紅を帯びた白い花をつける。母種は葉が卵形で基部は切形からやや心形だが、葉がより長くだ円形から広い披針状で、基部が楔形をなすものをナガバハエドクソウと言う。ナガバハエドクソウは母種よりも暗い林内に生え、葉の数が少なく1ヶ所に集まってつく傾向がある。本地域ではむしろこの型の方が多い。

ハエドクソウの花

ハエドクソウ分布




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