わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

タンボコオロギ

鳴く虫・はねる虫 (コオロギのなかま)

タンボコオロギ

最終更新 1998年5月

Modicogryllus siamensis CHOPARD
(コオロギ科)
体長約1.5cm。複眼の間の白いすじが目立つのでイチモジコオロギの別名がある。湿地に生息する種で、名前の通り水田でよく声が聞かれるが、畑でも少なくない。6月頃に出現し、ジェッジェッジェッと歯切れのよい声で鳴き続ける。この時期の水田ではアマガエルがやかましいほど鳴いており、その声にまぎれて気づきにくいが、県内に広く分布していると思われる。年2回発生するようだが、2化目は明らかに少なく、場所によって記録されないこともある。

たんぼこおろぎ

タンボコオロギの分布




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