平塚のお祭り −その伝統と創造−
(Ⅱ 平塚58社のお祭り)

18 寄木神社

平成17年夏期特別展図録 平成17年7月発行

【鎮座地】大神2746 【例祭日】10月第1日曜日
 例大祭では寄木神社境内末社である八坂神社の神輿を担ぎます。 神輿は大山の手中明王太郎景元が明治12年に製作しました。 渡御の後半、八坂神社の旧社地で神輿をおろし、水をかけて禊ぎをします。 お囃子は田村ばやしと同系統です。また、昭和30年頃まで上演された歌舞伎は毎年有名な役者が出演し、相模の歌舞伎座と称されたほど人気があり、歌舞伎が終る頃には夜が明けていたといいます。 現在は宵宮の演芸会に子供たちのカラオケやダンスが披露され、境内は人でびっしりと埋まります。


宵宮の演芸会
吉川裕子氏
撮影 2004年10月2日

白丁と世話人が担いで宮出
撮影 2001年10月7日

八坂神社跡地で禊ぎ
撮影 2004年10月3日

熱気溢れる神輿渡御
撮影 2004年10月3日


宮入後一升枡で酒を呑む
撮影 2004年10月3日

呑み干すまで「サセサセ」
と囃される

撮影 2004年10月3日

大神囃子
撮影 2004年10月3日