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下吉沢大門

平塚の道祖神 (土沢地区)

下吉沢大門

最終更新 1998年5月

下吉沢647路傍
祭壇は平成2年にコンクリートで造成した。セエトバライは十二、三軒が講を組んで、毎年籤でヤドを決め、当日は「大門谷戸講中」の幟を道祖神の前に立てる。 セエトバは松岩寺から注ぐ沢に架かる橋のそばに位置しており、たもとには盆花やキチュウバライの幣束が納められている。 道祖神が辻にあること、辻が他界との接点であることがよく確認できる場所である。

明治41年(1908)双体像
素朴な彫りで、市内では他に例を見ない像容である。左右同形、烏帽子合掌。銘文の宮の前は下吉沢鎮守八剣神社の前に位置する集落であることを意味し、 区名の大門は松岩寺の門前であることからおこっている。道祖神塔の前に置いてあるオズッキは賽銭入れになっている。 <型>櫛型 <材>凝灰岩 <寸>37×39×12 <銘>(正)明治四十一年一月 宮の前谷戸中

年代不明角柱(右端)
ほとんど風化している。<型> 駒型 <材>凝灰岩 <寸>34×24×14(下部埋没)
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