夏が近づくと、雑木林のへりや土手は一面のつる草におおわれます。つる草は、他の植物のじゃまになる一方、林のマントを作って林内の環境を安定させる役目も果たしています。クズやヤブガラシでは、葉を食べたり密を吸ったりする多くの昆虫の生活ぶりが観察できます。