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自然探偵と市民の木クスノキ<木肌> 平塚市博物館公式ページ

        木肌(きはだ)の曲がり角(まがりかど)

クスノキの小枝探偵「さて、君たちにクイズ。この枯れ枝は何の木だ?」
物子「そんなこと言われても、こんな切れっぱしじゃ分かりようがないわ。いじわるね。」
博「ぼく思うんだけど、今日はクスノキの話を聞いているわけだから、これもクスノキなんじゃないかな。」
物子「あ、そうか。博君するどいわね。でも、私たちの知っているクスノキとは木肌の感じがちがうと思うけど。」
探偵「実はね、この枝にあることをすると、たちどころに正解が分かるんだ。」
博「あることって、ぼくだったら・・、ぽきっと折るかな。」
探偵「博君、今日はほんとにするどいね。それが正解。ぽきっと折って、それを鼻に持っていくと・・。」
物子「そうか、香りか。折れ口がにおうのね。早くやってみようよ。」
探偵「さっき物子ちゃんが出した疑問だけど、確かにクスノキの太いところは木肌がちがう。人間だったら、たとえば50才だったら、頭の先からつま先まで全部、50才の肌だね。でも、木の場合は根元は50才の肌でも、枝先の方は若い肌になっている。そこが動物と植物の大きな違いだね。」
博「それじゃ、木を下から上に順番に観察すると、一生の木肌の違いが分かるということだね。」
探偵「その通りだよ。クスノキの場合は、若い枝は少し緑色がかっていてスベスベしている。それがだんだん茶色くなって割れ目も出てくるんだね。」
博「何才くらいから割れ目が出てくるの?」
探偵「そうだね、7,8才というところかな。」
物子「そのころがお肌の曲がり角ということか。私も気をつけなくちゃ。」

クスノキの若枝 クスノキのやや若い枝 クスノキの幹


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