16 都市と生物
16 都市と生物


●パズルで遊ぼう
 このコーナーでは、4月にはタンポポ、6月にはカエル、8月にはセミ、10月には鳴く虫といったように季節によっていろいろな動植物が登場します。たとえば、夏のセミの場合をみてみましょう。地図のまわりに30枚ほどのパネルがついています。このパネル(写真の赤い矢印)にはセミの写真がはさまれ、その種類の名前と市内の地名(青い矢印)が書かれています。その地名を地図の上で探し出し(緑の矢印)、このパネルを動かしてそこに置くというのがこのパズルの遊び方です。

 パネルに書かれた地名は、その種類のぬけがらが見つかった地点を示しています。つまり、すべてのパネルを地図上の正しい位置に置くと、市内のセミの分布を簡単に示した地図が作れるというわけです。セミの場合だと、パネルには5種類のセミが示されています。八幡・菫平など平塚駅周辺に配置されたパネルはほとんどアブラゼミのものです。四之宮や岡崎にはミンミンゼミがいます。さらに、吉沢・万田・金目などにはニイニイゼミ・ヒグラシ・ツクツクボウシが配置されているでしょう。この分布図は、平塚のセミは市街地ではほとんどアブラゼミだが、郊外に行くに従って種類が多くなるということを示しているのです。全部の地名を探して、これでできたと安心するだけでなく、その地図からどんな傾向が読みとれるかを考えてみてください。

 
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