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馬入水辺の楽校生きもの調べの会9(2003年4月)

平塚市博物館公式ページ

水辺の楽校の風車
<馬入水辺の楽校 生きもの調べの会> 2003.4.1 No.9

●3月の活動
 3月16日(日)
 今年度最後の活動日、まずオオイヌノフグリのぬり絵図鑑を作りました。集合した頃は、曇空でその花がつぼんでいましたが、じょじょにひざしがもどり、空色の花を十分観察することができました。その後でエリアを1周し、1年間の感謝をこめてゴミ拾いをしました。最近、ゴミがふえぎみで、バイクが1台バラバラに分解されて転がっていました。春の花もだいぶ咲き出し、見晴らしが丘に咲き出したシロバナタンポポには名札がつけられました。

掘り出されたハマガニ ゴミ拾いとその収穫
穴の中から長谷川俊一君が掘り出したハマガニ
メスで卵をかかえていました
ゴミ拾いの収穫多し


●水辺の楽校の春の花

曇り空でつぼんだオオイヌノフグリ 満開のオオイヌノフグリ
つぼんだオオイヌノフグリ 開いたオオイヌノフグリ
シロバナタンポポ ナズナ コオニタビラコ
シロバナタンポポ ナズナ コオニタビラコ

タヌキのため糞
●タヌキのため糞 大研究

 会員の原康夫さんがタヌキのため糞を発見され、1月の会の時に紹介してくださいました。2月28日に200ccほどを持ち帰り、鈴木裕之さん、関口圭さんに洗ってふるいにかけ、中身を調べてもらいました。
 その結果、銀紙などの人工物・鳥の羽などが見つかりました。植物の種子はほとんどなく、季節のせいかカニなども見あたりませんでした。このため糞が今後も使い続けられるようなら、時々調べてみるとおもしろそうです。4月からの活動で、タヌキ班を作ろうという話も出ています。

銀紙 鳥の羽毛 植物の種子など ナナホシテントウとゴミムシの翅
銀紙 鳥の羽毛 植物の種子など 甲虫類のはね



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