わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

自然教室日誌<2014年9月>

平塚市博物館公式ページ
 

自然教室日誌 No.23
 




2014年7月27日「身近な自然の調べ方~セミのぬけがら&植物~」at博物館講堂と文化公園

夏休み中に自分で調べられるように、ということで、
セミのぬけがらの調べ方と植物の標本の作りかたを勉強しました。(写真がありません。ごめんなさい)



2014年8月23日「夕方の鳥をみよう」at金目川

野鳥観察グループの「こまたん」のみなさんを講師にお迎えして、
金目川の鳥を観察しました。暑い日中は鳥もあまり活動しないので、
少し涼しくなった夕方に観察をしました。

一番の見どころは、観察会の終わりのころ(5時~5時30分ぐらい)に見る、サギ類のねぐら入りです。
ねぐらの近くで待っていると、あちらこちらからたくさんのサギたちが集まってきます。
この様子は圧巻です。サギ類のねぐらは、平塚大橋の下流にあります。
土手から観察しましたが、平塚大橋の上からも観察できます。

平塚市の鳥の「しらさぎ(ダイサギ、チュウサギ、コサギ)」の他、
アオサギ、アマサギ、コサギ、ゴイサギと(サギではありませんが)カワウを見ることができました。
中州というと、一見何の役にたっているのか、よくわからないところがありますが、
こうやって、鳥たちの棲みかになっているようですね。

もし、この中州がなかったら、ここの鳥は街の中にねぐらを求めるかもしれません。
ねぐらの付近は糞が落とされ、木が枯れてしまったり、不衛生になったりしてしまいます。
中州にねぐらがある、この距離が、私たち人間にとっても心地よいものになっています。
大事にしていきたいですね。


桜ヶ丘公園にて ハシブトガラス 中州の様子
集合場所の桜ヶ丘公園にて カラス(ハシブトガラス)がいました。 中州のしげみは鳥たちの餌場でもあります。
図鑑で確認 コシアカツバメ 上流に移動
見た鳥を図鑑でも確認。 コシアカツバメ 上流に向かって歩いていきます。
ねぐらのサギ類 ねぐらのサギ類 サギ類の観察
ねぐらにいるサギ類 少しずつ集まっています。 観察中
ねぐら遠景 最後のまとめ 増えたサギ類
こんな感じの場所です。 最後に今日見た鳥を
みんなで確認しました。
解散するころには
こんなに集まっていました。



観察ルート
観察ルート地図
赤い線のところを歩きました。
サギ類のねぐらは平塚大橋の下流にあります。
土手側からの他、橋の上からもよく見えます。
平塚大橋は交通量が多く、歩道も自転車が多いので、
見る時は安全に気をつけて、
通行の邪魔にならないように注意してください。


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