わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

漂着物を拾う会(2004年2月)

平塚市博物館公式ページ

虹ヶ浜から<2004年3月>

●今月の虹ヶ浜(2004年3月13日)

南風の後には・・

2004.3.13の虹ヶ浜全景

集めた貝がら

 ちょっと汗ばむような1日。箱根はかすんでいる。2日前に、強い南西風が吹き荒れたので、その影響で海の動物
の漂着が多かった。河口の工事が続いている。


●いろいろな海の動物(虹ヶ浜ではめずらしい種類)

ウミエラ

バフンウニ

ウミエラ

バフンウニ

クロスジヒメムシロ

オオシイノミガイ

クロスジヒメムシロ

オオシイノミガイ



●漂着物図鑑


ツヅミミノムシ

  ●ツヅミミノムシ(鼓蓑虫)

  長さ1.5cmほどの、8の字型をした平たい物で、
色は焦げ茶色、よく見ると2枚の皮のようなもの
が合わさってできています。さわってみると思っ
たより硬くて丈夫なものです。
 これは、「マダラマルハヒロズコガ」という長
い名前のガの幼虫のすみかで、「ツヅミミノムシ」
というニックネームがついています。森では、大
木の根際とか皮の割れ目、樹洞などで見つかり、
幼虫は樹皮や朽ち木をかじって暮らしているそう
です。普通のミノムシを作るミノガのなかまと大
きく違う点は、ツヅミミノムシの場合は、みのの
両端に口が開いていることで、幼虫は中で向きを
変え、片方から頭を出していたかと思うと、反対
側から顔を出すといった具合で、自由に方向転換
ができます。(2004.2.12に虹ヶ浜に漂着)



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