わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

漂着物を拾う会(2002年11月)

平塚市博物館公式ページ

虹ヶ浜から<2002年11月>

●今月の虹ヶ浜(2002年11月9日)

●大きなスチロールが漂着

・スチロールにはヒメイガイが・・

2002年11月9日の虹ヶ浜

漂着した巨大な発泡スチロール

発泡スチロールの塊についたヒメイガイ

 小春日和にめぐまれたこの日、50cm立方を越える大きな発泡スチロールの塊が漂着していました。その中には縦横にトンネル状の穴が掘られており、その犯人が誰なのか話題になりました。はじめは、カモメガイのような岩に穴を掘る貝の仕業とも考えられたのですが、トンネルの断面が楕円形の部分もあること、途中で枝分かれもしていることで、可能性は低いということになりました。人工的に腐食されたものかもしれません。また、スチロールに潜り込んでいるイシマテ、付着しているヒメイガイも見つかりました。

●砂かけクイズ  
 虹ヶ浜定番のクイズ、新しく名前もつけました。答えを考えてから、画面をクリックしてください。正解が開きます。

砂に埋めたオオアカフジツボ

砂に埋めた古い竹

砂に埋めた軍手

●今月の漂着物図鑑
クルマガイの図クルマガイ

 2002年7月28日に藤沢市辻堂海岸で開かれたビーチコーミングのイベントで、珍しくクルマガイが見つかり、発見した中学生が博物館に届けてくれました。
 平たい円錐形のすっきりした形をした巻き貝で、中高年ならベーゴマの形だというところでしょう。巻き貝の腹側の中央に開いた穴を「臍孔(さいこう)」つまり「へそのあな」と呼びますが、クルマガイのそれはまっすぐ深く開いていて特徴的です。


 

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