わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

平塚市博物館
古代生活実験室
「鹿角製釣り針で魚を釣る!」 実釣への道(6回目)
平成25年(2013年) 3月16日(土)
黒曜石による鹿角の切断作業はかなり進んでいます。

が・・・
石器の厚みがありますから、このあたりでペースダウンします。
撚ったひもによる切断は効率が良いのですが、ひもを撚る手間がかかります。
麻ひもではなく、カラムシの繊維を撚っています。

麻に比べて少し強情です。
麻ひもによる縦方向の切断は、今回から撚りひもで行います。

また、ひもの耐久性を考慮して、弓を張りすぎないようにします。
今回は、1時間の作業でこのぐらいになりました。
これまでの終了時点と比較してみましょう。

左から順に

 12月の終了時点(作業1時間)。
 1月の終了時点(作業2時間)。
 2月の終了時点(作業3時間30分)。
 3月の終了時点(作業4時間30分)

撚りひもにした分、溝幅が広がりました。
石器の調整も日々続けます。
中庭では、研磨用に移植したトクサが根付いてきたようです。
古代生活実験室 トップへ
254-0041 神奈川県平塚市浅間町12-41
電話:0463-33-5111 FAX:0463-31-3949
ページの先頭へ