わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

平塚市博物館
古代生活実験室
「鹿角製釣り針で魚を釣る!」 実釣への道(5回目)
平成25年(2013年) 2月16日(土)
石器による鹿角の切断作業は・・・
実は石器の刃先が消耗します。

常に刃先の調整が必要です。
道具の石器を研ぐのも一仕事。
大きな石を砥石にして、回転運動による研磨です。。
撚ったひもによる切断は、かなり効率が良いようです。
できた溝に砂粒を乗せながら、ひもを前後に動かします。
ひもの材質はカラムシです。
あまりきつく弓を張ると、ひもが切れやすくなります。
作業2時間で、かなり進んでいます。
撚りの無い麻ひもによる、縦方向の切断も続けます。

作業開始前に材料を水につけておきます。
今日の作業は1時間30分。ここまで来ました。
溝がはっきりしています。
これまでの終了時点と比較してみましょう。

 左は12月の終了時点(作業1時間)。

 中央は1月の終了時点(作業2時間)。

 右は今回の終了時点(作業3時間30分)。
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