わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

望遠鏡と探査機の火星 探査機の観測

火星大接近 2003 (火星という惑星)

望遠鏡と探査機の火星 探査機の観測

平成15年秋季特別展図録 平成15年10月発行

 火星は探査機の観測から表面は変化に富んでいることがわかってきました。月のようにクレーターがたくさん見られるところ、火山地形や溶岩が流れた地形が見られるところ、川のながれたような跡や大規模な洪水のあとと思われる地形が見られるところ、大きな湖や海岸のような地形が見られるところがあるのです。今は大気も地球の160分の1程度と大変薄く、気温も竏窒P20度から0度と変化が激しいのですが、過去にもっと温暖な時期があって、海や水が流れる環境があったかもしれない、という希望を抱かせてくれます。

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した火星(上が北)
火星の主な4つの表面模様にあわせてある(STSCi)
左上・アキダリア
右上・タルシス
左下・エリシウム
右下・大シルチス

探査機マーズ・グローバル・サーベイヤー撮影の火星(USGS/NASA)
上を南にした
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