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8月の星空

平塚の星空 (星空の12ヶ月)

8月の星空

最終更新 1998年5月

 夏の大三角形の3星が空高く見えています。おりひめ星ベガが真上の空で強く純白に輝き、ひこ星アルタイルは南の空の、三角の先端にあります。残るひとつがはくちょう座のデネブです。はくちょう座は三角の中に向かって、デネブからひとつ星をたどったところが十字形の交点。ベガとアルタイルの中間に長い軸の先端が見つかります。ベガ〜アルタイルの線を軸にして大三角を裏返すと、へびつかい座の頭にあたるラス・アルハゲが見つかります。ベガ〜デネブを軸に裏返せば北極星が見つかります。北極星の左側に同じ二等星のコカブがいるので気をつけて見つけてください。ラス・アルハゲのとなりに、これより少し暗いラス・アルゲチがあります。ヘルクレス座の頭です。西の空に、うしかい座のアークトウルスという明るい星が光っています。その上にある二等星はかんむり座のゲンマです。南西にさそり座のアンタレスがオレンジ色に光っています。ほぼま南にいて座の南斗六星が、小さなひしゃくをふせています。このあたりと、わし座の下のたて座のあたりは天の川が最も濃くなっているところです。そろそろ、秋の星座たちが姿を見せています。東にペガスス座がななめになって昇ってきました。さかだちしたようなかっこうに見えます。南西の空低いところはやぎ座とみずがめ座ですが、明るい星はありません。

8月の星空
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