わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

6月の星空

平塚の星空 (星空の12ヶ月)

6月の星空

最終更新 1998年5月

 空のまん中にアークトウルスが輝いています。北の空には北斗七星があります。北斗の柄のカーブをのばしてアークトウルスを通り、南に目を移すとおとめ座のスピカが青白く光っています。これが春の大曲線です。次に春の大三角形を作って、南西にくだって行くししの姿を見ておきましょう。スピカより東よりにはさそり座のアンタレスが見えます。これをはさんで両側に三等星があり、右の星の先に頭の星がたてに3つならんでいます。天頂にはうしかい座とならんでかんむり座があります。半円形の星のならびはかわいらしく、めだちます。東の空にあってアークトウルスと輝きを競う青白い星はこと座のベガです。ベガより下には北よりにデネブ、南よりにアルタイルがあります。3星あわせて夏の大三角形と呼ばれます。ベガ〜アルタイルの線を軸に三角を裏返すとへびつかい座の頭ラス・アルハゲ(二等星)が南東の空に見つかるでしょう。すぐとなりはヘルクレス座の頭ラス・アルゲチ(三等星)です。ヘルクレスはベガとかんむりの間の広大な空間を占めています。北の空で北斗七星から北極星を見つけます。そのま上にこぐま座のβ星コカブがあります。これを巻くようにりゅう座が弧を描いています。りゅうの頭はベガの少し北よりのところに見つかります。

6月の星空
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